Vintage Barbie #4 Late 1960

後期型[#4]Barbie ドール素体のみとなります。

初期型よりも明るくなったブロンド・ポニーテールのバングとテールはボリュームたっぷりのプードル・カールで、[#4]のみにたまに見つかるファクトリー三つ編み仕様です。ゴムのみ交換されております。

頭皮にブロンドのフロッキー加工を確認済み(#5から廃止となります)

フェイスは[#5]に移行する時期でリップはラズベリーに近い透明感のある赤となり、リペインドではないオリジナルであることをテスト済みです。
初期型にあった鼻の中の赤ペイントが廃止されています。

両耳に醜いグリーンが発生していたために、一年かけて特殊リムーバーで除去しましたが、これ以上の除去は難しくうっすらと跡が残っています。
ゴールドのフープイヤリングは安全なリプロです

ボディは初期金型のズッシリとしたTMソリッドで、このモデルのみ象牙色に退色しない肌色の素材が使われています。

ボディ・マーキング
Barbie T.M.
Pats.Pend.
©MCMLVIII
by
Mattel
Inc.

脚は腰の横に金型のラインがあるので#4のもので間違いありませんが、素材が[#5]のヘッドのようなオイリーな物が使われているようで、柔らかく艶が有り、残念なことに所々に不純物がホクロのように発生しています。(画像にてご確認くださいませ)

このようなオイリー脚は初めて見るもので、調べても素性は不明です。(不純物は素材の中に発生しているため、特殊リムーバーでも除去出来ませんでした)

右足裏にJAPANの刻印がうっすらと確認出来ます。

ネイルの赤は手足共にしっかり残っております。

両脚のホールド感がやや緩く感じますが、ディスプレイ用には全く問題なしと判定します。

以前はコレクターに過小評価されていた[#4]であるが故、神経質なコレクターには難有りと評価されてしまう個体ですが、年々値上がりしているのが実情です。
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